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ボナベンチュラとエルメスの比較:本当に同じ素材を使っているのか?

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ボナベンチュラは本当にエルメスと同じ素材を使っているのか?

イタリア発祥のレザーブランドのボナベンチュラは、高品質な革製品を取り扱っていることで知られています。そんなボナベンチュラの革は、あのエルメスと同じ革を使っていると言われています。

エルメスとボナベンチュラ、両ブランドともに高品質な革製品ですが、特に、エルメスはその高級感と独自の品質で世界的に有名です。

一方で、ボナベンチュラも高品質なレザー製品を提供しており、価格帯が手頃な点で注目を集めています。

これらのブランドが使用しているレザーは同じ素材を使っていると巷では言われていますが、本当に同じなのでしょうか?

この疑問に答えるために、各ブランドがどのタンナーから素材を仕入れているのか、そしてその素材が本当に同じなのかを詳しく調査しました。

結論を言いますと、

エルメスの商品の一部はボナベンチュラと同じ素材を使用しています

詳しく解説しますね。

革を仕入れる業者「タンナー」とは

「ボナベンチュラとエルメスは同じ革を使っているのか」を検証するのに欠かせないのが、タンナーの存在です。

タンナーとは、「動物の皮を鞣(なめ)して鞣し革にする製革業者」のことをいいます。簡単に言うと動物の皮から革にする業者の事です。

革製品を作るブランド業者とタンナー(なめし職人)の関係は、協力的で密接なものです。

タンナーは革の専門家として、革製品のブランド業者にとっての主要な原材料提供者です。ブランド業者の特定の品質や特性の要求に応じて、タンナーは革の処理方法を調整します。

業者とタンナーは継続的に協力し、ビジネスパートナーとして、品質と供給の一貫性を保つことを目指します。

ボナベンチュラの仕入れタンナー

ボナベンチュラは主にドイツの老舗タンナーペリンガーと、ヨーロッパ屈指のタンナー「ワインハイマー社」からレザーを仕入れています。

ペリンガーは高品質なレザーを提供するタンナーとして知られています。このタンナーは特に、耐久性と柔らかさを兼ね備えたレザーで評価されています。

ワインハイマーの中でも最高級と言われているオデッサレザーを使用しています。

エルメスの仕入れタンナー

ではエルメスはどこのタンナーから革を仕入れているのでしょうか?

エルメスは主に、フランスの「デュ・プイ」や「アノネイ」といった老舗タンナーから高品質なレザーを仕入れています。(この2社はエルメスが数年前に買収した子会社です。)

デュ・プイは1948年創業の老舗タンナーで、他社タンナーと比べると2倍以上の時間をかけ革を鞣しており、卸価格は3~5倍と言われています。

最高級の革であるため、エスメスのような高級ブランドは好んでデュプイの革を使用するんですね。

もう一つのアノネイはデュプイから独立して1984年に設立されたタンナーです。

またエルメスが取引しているのはこの2社だけではなく、たくさんのタンナーから仕入れを行います。

  • アルザン社:フランス・アルザス地方にあるタンナー。最高級のクロコダイルレザーを供給しています。
  • ペリンガー社:フランス・アルザス地方にあるタンナー。最高級のパイソンレザーを供給しています。
  • ヘンローン社:イギリス・ノーサンプトンシャー州にあるタンナー。最高級の仔牛革を供給しています。

また、エルメスは近年、イタリアやスペインなどのタンナーからも革を仕入れています。

先ほど紹介したボナベンチュラの仕入先、ドイツのペリンガーもエルメスの取引先のタンナーになっているんっです。

結論:すべての商品が同じ素材ではない

では、「ボナベンチュラはエルメスと同じ素材を使っているのか?」の結論ですが、「一部同じ素材の商品がある」ということではないでしょうか。

先ほど紹介した通り、エルメスは老舗タンナーをはじめ様々なタンナーから最高の革を仕入れています。

エルメス仕入先タンナー
  • デュ・プイ
  • アノネイ
  • アルザン
  • ペリンガー
  • ヘンローン

たくさんのタンナーとの取引があり様々な革を使用しているということです。

ボナベンチュラの使用している革は仕入れのタンナー(ペリンガー社)がエルメスと同じなのも事実なので、「エルメスと同じ素材を使っているボナベンチュラ」というのも正しいと言えますよね。

ボナベンチュラとエルメスの素材が同じ商品

ではボナベンチュラのどの商品がエルメスと同じ商品なのでしょうか?

ボナベンチュラが使用する革は大きく分けて3種類

  • シュリンクレザー
  • ノブレッサレザー
  • エンボスクロコレザー

この3つの中で、シュリンクレザーとノブレッサーレザーがペリンガー社の革で、エルメスも使用しているものです。

エルメスが使用する革は30種類ほどあると言われていますが、その中で

  • トゴ(正式名ヴォー・クリスペ・トゴ)
  • ヴォーエプソン

この2つがペリンガー社の革で、ボナベンチュラの製品と同じ革と言われています。

エルメスの「トゴ」はボナベンチュラのシュリンクレザー、エルメスのヴォーエプソンはボナベンチュラのノブレッサレザーと同じ皮です。

トゴとシュリンクレザー


エルメスのバッグ素材には、1997年に加わった「ヴォー・クリスペ・トゴ(Veau Crispe Togo)」という雄の仔レザーがあります。

エルメス:トゴ

この素材は、エルメスの牛レザーの中でトップの人気を持ち、ブランドの代表的なレザーとして知られています。バーキンはもちろん、財布や様々な小物にも使われ、その魅力が多岐にわたる製品で愛されています。

バーキントゴ

一方、ボナベンチュラで使用する素材シュリンクレザーは、特別な加工を施した革の一種です。この加工によって、革が縮む(シュリンクする)ことで、表面に独特の凹凸ができるんです。

ボナベンチュラ:シュリンクレザー

シュリンクレザーは、その凹凸があることで、見た目にも高級感があります。でも、それだけじゃなくて、この凹凸があるおかげで、傷がつきにくいんです。だから、使い込むほどに味が出て、長く使えるのが特徴です。

シュリンクレザーは、ボナベンチュラの財布やバッグによく使われています。

特に、このシュリンクレザーを使った財布は、手に持った感じがとてもいいんですよ。柔らかさと耐久性を兼ね備えているので、長く使いたい人にはおすすめです。

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ヴォーエプソンとノブレッサレザー

画像転載:なんぼや

ヴォーエプソンはエルメスの軽量で傷がつきにくい高級レザーです。細かい粒状のテクスチャが特徴で、耐水性にも優れています。ケリーやバーキンに使われています。

ヴォーエプソンのケリー

一方、ボナベンチュラで使われるノブレッサレザー。これも高品質な革の一種でです。

ノブレッサレザーは、通常の革に比べて非常に滑らかで柔らかいのが特徴です。そのため、手触りが良く、高級感があります。さらに、この革は色落ちしにくく、水や汚れにも強いんです。

ボナベンチュラのノブレッサレザーは、財布やバッグ、さらには小物ケースなどに使われます。特にノブレッサレザーを使った財布は、その柔らかさと耐久性から多くの人に愛用されています。

ボナベンチュラのノブレッサレザー製のダイアリーケース(スマホケース)は、水やキズに強いので、長く使えると評判です。

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ボナベンチュラの人気商品と評判

ボナベンチュラは高品質なレザー製品で知られていますが、具体的にどの商品が人気なのか、そしてその評判はどうなのでしょうか。今回は、ボナベンチュラの人気商品とその口コミ評判について詳しく見ていきましょう。

ボナベンチュラの口コミ評判

エルメスと同じ革を使っているとされる「シュリンクレザー」や「ノブレッサレザー」の製品は、その質感と耐久性から多くの人に愛用されています。

商品としては、シュリンクレザー製の財布や、ノブレッサレザー製のダイアリーケース(iPnoneケース)があります。これらの商品は、手触りが良く、デザインもシンプルで使いやすいと評判です。

ボナベンチュラの製品は、口コミでも高評価を受けています。特に「耐久性が高い」「手触りが良い」「デザインが優れている」といった点が評価されています。

具体的な口コミとしては、「1年以上使っても全く傷がつかない」「色落ちしないので、長く使える」といった声が多いです。また、価格帯も手が届きやすいところが多くの人に支持されています。

ボナベンチュラを使っている有名人

ボナベンチュラの製品は、その高品質とデザイン性から、多くの有名人にも愛用されています。例えば、俳優やモデル、さらにはビジネスマンなど、多くの職業の有名人がこのブランドの製品を使っています。

石原さとみさんはダイアリーケース(iPhoneケース)を使われていますね。

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